ハ長調音階ではE線の音程が高くなりやすいのでお気をつけください。
1の指が低めの位置となりますのでそこが上がってしまいますと他の指もつられて上がりやすいので、特に1の指に意識をお願いいたします。
D線の1の指が不安定でしたので、最初のドの音を押さえる段階で1の指が本来の位置にありますとそのまま平行移動になりますので安定します。
アウリスのイフィゲニアでは、G線D線が全体を占めていますがそれらを弾かれる際に、低く太い弦ですので構えてしまわれるのか肩が上がり体全体が丸くなられてしまうので、肘の位置はD線ぐらいであとは弓の吸い付く圧力を強めにするだけで大丈夫です。
アクセントは、音の抜き方をもう少し大袈裟に強弱の差が付けられると近づいてきます。
アクセント後の音が切れないようにお気をつけください。
セレナーデでは、弓の吸い付く圧力を軽めに指板寄りで弾いていただきますとPの雰囲気が出ます。
小さくにつられて弓の長さが短くならないようにお願いいたします。
1小節で音が沢山変わる箇所はスラーはゆったり無いところは少し早めにと早さに動きがあると立体感が生まれます。
スラースタッカートは次の音との間に少し休みが入るぐらいで大丈夫です。
止めようとすると音がキツくなられてしまうので…。
「アウリスのイフィゲニア、セレナーデ(ハイドン)のレッ スン」新宿教室2022-3-31-no0022-1061
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