セレナーデでは最初のアウフタクトを付点を見落とされてしまう事が多いですので弾かれる前に確認をされてからお願いいたします。 八分音符が占めておりますが、経過音が含まれている場合もございますのでその部分では頭の音がメインで四分音符と考えていただけると弾きやすくなります。
アンダンテでは、八分音符のスタッカートが止め過ぎてしまわれる傾向にありますので、まずはスタッカートなしで練習いただいてそれに音と音の間に軽く区切りを付ける程度で軽めにしていただくと雰囲気に近づきます。 2カッコの重音の所でビックリさせるのがこの曲の特徴ですのでそれまではザワザワとしたようなニュアンスになります。
四分音符のテヌートの後が切れてしまいますので、次の音に行くまでは切れず次の音の八分音符でスタッカートになりますのでそちらが先行されないようにお気をつけください。
2カッコ後のD線G線の移弦では肘が上がり過ぎていると腕の重さがかかりにくいですので、肘の高さはD線A線が弾けるぐらいの高さで後は右の手首を8の字を書くように滑らかに使えると綺麗に行きます。
「セレナーデ(ハイドン)、アンダンテ(交響曲第94番「 驚愕」より)のレッスン」新宿教室2022-5-6-no0022-1061
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