音階のポジション移動の際に音が切れてしまいますので、移動のタイミングとしまして2拍目の裏拍で指を弦にギリギリ触れるぐらいで力を抜いて移動します。 力を抜かないで移動してしまうと移動音が入ってしまいます。
暫くは1の移動の練習も音階とセットでお願いいたします。
アヴェ・マリアでは、アップ弓のクレッシェンド(次第に大きくする)の効果が薄かったので、元に向かっていく際にスピード感を少し早めに圧力も少しずつかけていただき元弓まで使うようにお願いいたします。 その位置が一番音が出やすいからです。
デクレッシェ(次第に小さくする)の際は、頭の音から小さくしてしまうと効果が薄れてしまいますので、1音目はまだ大きいのをキープで2音目の終わりぐらいから小さくしていくようにお願いいたします。 G線上のアリアでは、最初の伸ばしが長い後のタイの終わりの音が少し短かったので最後まで数えていただきますようにお願いいたします。 その他の八分音符は停滞せずに良かったです。
後半はポジション移動が忙しかったり、八分音符と十六分音符が混同しております。
リズムの弾き分けをはっきりお願いいたします。
音が順次進行で下降してくる所は指の形ができていないと早く弾くのが厳しくなってしまいますので、やりやすい上行形を練習してから下降形をやっていただくとやりやすくなります。 ミ♭で4を伸ばさなければなりませんが、同音としてレ♯になりますので、基本の4の位置から半音分伸ばす感覚でお願いいたします。 最後のtrと書いてある所はトリルになりますので、実音から1音上がった音を音価分繰り返して指を押さえてください。
「3ポジションを使った音階、アヴェ・マリア・G線上の アリアレッスン」秋葉原教室2022-6-30-no0022-1063
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