今回はアニメ『青のオーケストラ』でお馴染みの
カンタービレ/ノーベルブライトの
イントロのバイオリンフレーズにチャレンジしていただきました。

まずこの曲で使われている音についてですが、
変ホ短調というフラットが6個つくという厄介な調性でできています。
譜面に表記した場合一見難しく見えると思いますが、ご安心を。

弾き慣れているナチュラルのつく音、つまりピアノでいう白鍵の
A線のシ、ド、レ、ミ、E線のソ、ラ、シ、の音を半音分(指一本分)下げれば良いだけです。
そうすれば黒鍵のフラットのついた音に変換することができます。
ファの音のみ白鍵のファの音ですので、いつも通りの位置を押さえてください。

すると、
1、2の指がくっつく。2、3に間は離す、3、4は離す。
というポジションになります。
まずはこのポジションを指に覚えさせてしまいましょう。

もしこのポジションが押さえづらいと感じた場合、またいつものお話ですが
左手のネックの持ち方を見直してください。
肩当てなしでバイオリンを構えていらっしゃるのでついつい左手の踵を
ネックにつけてしまいがちです。

おそらくは楽器を落としてしまいそうな不安を感じてついての踵でネックを支えてしまう
ことが原因だと思われます。

私もレッスンの中でしっかりとみていくつもりです。
これができていなければどんな曲も上手く演奏できなくなってしまいます。
そうすれば何を弾いてもつまらないという最悪の事態を招いてしまいます。

時間がどれだけかかっても構いませんので
私との二人三脚で改善していきましょう。

本日もレッスンお疲れ様でした。