本日は当教室以外の音楽社会においても通用するための内容にいくつか触れてみました。

その一つにダブルストップ(重音奏法)を用いた時短チューニングを覚えていただきました。

チューナーではなく耳で音を判断するスキルが必要ですが、ここにもコツがあります。

まずA線のみチューナーで合わせます。次にA線とD線を2本同時に弾きます。

チューニングがずれている場合、音がウネって聞こえますが、これをウルフと言います。

このウルフがなくなるまでアジャスターやペグを回して音の高低を調整していき、

ウルフがなくなった状態がチューニングが合っている状態になります。

この要領で次はD線とG線、最後にA線とE線、の順に行います。

このやり方ができればチューニングに割く時間が大幅に短縮され、

楽器の演奏に時間を使うことができます。

オーケストラなどではこの方法でチューニングします。

これからの音楽人生を豊かにする支えとなれば幸いです。

本日もレッスンお疲れ様でした。