前回に引き続き「君は僕のもの/snow man」の練習をしました。
曲中で使用される音を確認しながらレッスンを進めていますが、
調号が多くつく調性のため、音程の情報が混乱しがちです。
例えばドの#とレのbはピアノで出すと全く同じ音です。
今まで覚えた音を別の言い方で表現することは抵抗があるでしょう。
ただ決して難しく考える必要はありません。
バイオリンで表現する場合、音を押さえる指を変えれば良いのです。
例えばA線のファーストポジションの音を使って説明してみます。
ドのナチュラルは2の指で押さえますが、ドの#の時も2の指で押さえます。
同様にレのナチュラルは3で押さえるのに対してレのbも3の指で押さえます。
2つとも同じ音程ですが、ナチュラルの音(ピアノの白鍵の音)を基準に
#なら音を高くする、bなら音を低くする、
と考えれば良いです。
楽典的なお話は難しく感じることが多いですが、
飲み込み易い形にして覚えることが上達の秘訣です。
日頃のレッスンの中で私も生徒さんと共に学んでいければ良いと日々感じております。
本日もレッスンお疲れ様でした。