日頃の練習の積み重ねにより、絶対音感がついてきているので本日は聴き取った音を音符として書いていただくという内容のレッスンを行いました。

音楽鑑賞などで曲を覚える → 音声情報を記号に変換 → 譜面として残す

という順序で覚えていただくことにより、音声データと記号データが頭の中でしっかりとリンクし、音符をみただけで頭の中で音声データに変換される(音が頭の中で鳴る)、あるいは音を聴いただけで音符の画像データを思い浮かべるという音楽家としての資質が高まります。楽典的な内容も含まれ、難しく感じてくるときもあるとは思いますが、私の指導方針としましては、音に関する部分、 ①バイオリンで良い音が出せているか、良い演奏ができているか、

②もし良い音色が出ない、
 音程が悪い、リズムがズレる等の不備が起きた場合、何が原因なのか、

③上記の②の内容を改善するために何をすべきか、

これら3項目を主体とした音声データに関わる内容に重点を置き、そのあとで譜面等の内容に触れていこうと思います。実際のところ音楽が好きな人達は音と演奏者のパフォーマンスを見ているのであって譜面を見ることはありません。 つまりお客さん側の人たちから見て良い音楽こそ素晴らしい音楽だと私は考えます。
あくまでモチベーション維持のためには生徒様のお好きな楽曲を主体としたレッスン方針はこれからも守っていきます。本日もレッスンお疲れ様でした。