ハ長調では、シャープやフラットが付いていない分半音関係を狭めにしないと高めに聞こえてしまいますので、ミーファ、シードの半音関係をお気をつけください。 チューナーで細かく確認する程の音程差ではありませんので、意識していただければ大丈夫です。
イフィゲニアでは、全体的な音程が落ち着いてきました。
音階と同様半音関係が少し広いように聞こえましたので、今後もハ長調の曲を弾かれる際はお気をつけください。
アクセントの部分ではあまりそちらにとらわれすぎず、曲の流れを優先いただけますと違和感なく付けられます。
セレナーデでは、音階のように下がってきて二分音符で伸ばすところの弓の配分がもう少し全弓、半弓とはっきりすると二分音符の弾き始める位置が元に行き余裕が出るようになります。 特にアップ弓で若干スピード感が遅くなられてしまいますので、アップ弓の意識を強く持ってください。
ターンのように動く所では、1の指を押さえ直されてしまったり離してしまったりと動きが多くなるような動きをしておりましたので、使わない指は基本押さえたままでお願いいたします。 その方が音程や指の位置も安定します。
アンダンテでは、スタッカート後の四分音符のテヌートが次の音に行く前に切れてしまわれるのでギリギリまで維持していただくようにお願いいたします。 後半のG線ーD線の移弦では、D線の音がメロディになりますのでそこを核にG線は装飾的な感じで付いているというイメージを持たれると流れやすくなります。