生徒様のお好きな曲を中心にレッスンを行なっていくことを指導方針としておりますが
ときには
“演奏したい曲がない。”“あまりやる気が起きない。”
と言う時がどうしても出てきます。そんな時にできる練習方を本日は紹介させていただきました。楽曲を演奏する際にはアーティキュレーションのように感情的表現を要することがあり、メンタル面のコンディションが大切になってきますが
「音程、リズム、運指の強化」などを目的とした機械的で感情的要素を必要としない練習
もあります。気持ちの良し悪しに左右されずに取り組めますので是非日頃の練習の中に取り入れてください。
具体的な内容は
「ニ長調の音階をDAWで製作した伴奏音源に合わせて演奏する」です。
今回使ったDAWはgarage band(ガレージバンド)と言うアプリで
音源の打ち込み制作や、録音機能もついていてスマホでも使用可能です。
デジタル製作された演奏音源は人間のように間違えることはまずなく音程も完璧なのでこれと一緒にご自身も演奏します。もし自分の音程が悪かった場合、伴奏音源の音と自身の音が不協和となり不快にきこえます。すると無意識にうちに音程を自身の力で修正しようという本能が働き、数回繰り返し練習していくうちに正しい音程に矯正されていきます。
こういった練習を積み重ねていけばいざ曲を演奏した時に良い音程で演奏することができ
基礎演奏力がしっかりと身についていくのです。このような時々のコンディションに左右されずにできる練習をこれからのレッスンでも紹介していきたいと思います。
本日もレッスンお疲れ様でした。